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心理学を大学で専攻したい、又は臨床家になりたい方その2

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心理学を大学で専攻したい、又は臨床心理を学びたい方の為に転載編集自由の某掲示板からコピー・編集しました。日本の大学・院の話が多いですが、留学生にも参考になると思います。括弧内が僕のコメントです。(とし)はじめから読むには---「その1」

 

Q:心理カウンセラー・心理学者になるにはどうすればいいんですか? (とし:心理学者はカウンセラーであるとは限りません。下記参照。)

A1:(日本国内・臨床の場合)

1:大学の教育学部か人間学部、人間関係学部、人間科学部、文学部等で心理学または教育学を勉強→

2:臨床心理士の資格認定を受けている大学院に入学し卒業後、臨床心理士資格認定試験に合格。

A2:旧帝大クラスの大学の心理学科に行くこと。

A2‘:(基礎心理系)国内外問わず。

心理学者になるには(基礎心理系)少なくとも旧帝大・筑波・早稲田・慶応クラスの大学から大学院へ
→博士号取得→独立行政法人やATR等の研究所→アカポス(アカデミック・ポスト)
ひたすら実績を積むしかない それでもイバラの道。

 

A3:基礎なら自分の興味にあった所。教官や教授の研究を調べること。
臨床なら指定校(院)に進学するか、学部から公務員がいいかも。


Q:高校の時なんて遊んでばかりで本を全く読まなかったのですが、やっぱりダメですか?

A1:楽しむことはいいことです。基礎学力がないとそれを付けるのが大変ですが、

学部や院で伸びる人は多いです。好きな事を勉強できる機会が多いですから。

A2:

心理学を志すならフロイトやら岸田秀やら河合隼雄やらは
高校生のうちに卒業しておくこと。大学生になったらウィトゲンシュタインぐらい読めよ。

A3:

確 かに今の臨床のメインは認知行動療法になりつつあります。しかし臨床をやるのなら河合氏の本はためになるかも。ユングや「カワイ」等ひとつの考え方に染ま らないことも大切だが、河合氏はとても柔軟なので参考になります。精神分析的カウンセリングや来談者中心療法は臨床の基礎です。

A4

大人になるとどうしても仕事がらみの読書が多くなってしまうから,
小説やら戯曲のような文学作品は若いうちにたくさん読んでおくべきだとは思う。

フロイトやら岸田秀やら河合隼雄やらは高校生の読み物としては別に難しくもないし,そういったものの面白さと胡散くささを知った上で(言い換えると,免疫をつけた上で)実証的な心理学を学んだほうが良いと思うのだが。

Q:大学で心理学を教えている人の中で,心理カウンセラーの国家免許を持 たない人がいるのは本当ですか?そんな人でも,大学で心理学を教えて違反にならないのですか?まるで無免許で診察している医者みたいで,ちょっと怖いので すが,どうやったら,大学の教授がちゃんとカウンセラー免許持っているかどうか確かめられるのでしょう?入試要項見ても大学案内みても,書いてありません し。


:

心 理学=心理カウンセラーじゃないのだ。心理学は実験心理学とか発達心理学とか、いろいろなジャンルがある。心理カウンセラーも、現在、日本では、国家免許 の制度にはなっていない。医者も、明治初期までは、医師免はなかった。心理カウンセラーはまだ明治初期なんだ。(アメリカで院生を教えているのは原則とし て博士のみで、臨床系は皆ライセンスを持っているはずです。)

A2:

あなたの意見の中には大きな誤解が2つあります。まず一つは心理学=臨床心理学ではないこと。もう一つが医師が職能保証としての国家資格であるのに対し、臨床心理士は単なる一民間資格に過ぎないということ。ぶっちゃけた話アビバが自分のところで出すパソコン何級とか言う資格と大差無いということ。
A3:
ですから臨床心理学のみが心理学ではありませんから、というかむしろ臨床は主流ではありませんから、大学で心理学の教授として教鞭を執る人物が臨床心理士の資格を持っていなくても問題はありません。大学院できちんとした研究者としての修練を積み、その証明としての博士号を有し、まっとうな論文をいくつも書いていれば充分心理学の教授として教壇に立つ資格はあります。仮にその教官が臨床心理学の教官であったとしても先に述べたように臨床心理士は少なくとも今の所は一民間資格の為心理学の他分野の教官同様、それなりの経歴があれば教官として何ら問題はありません。 (と し:論文の質を推し量るには:臨床の力はちょっと測るのが難しいので学校選びの時は教授等の出版物をまずチェックします。実験室のサイトに実績とか研究等 でリンクが貼ってある事が多いです。その中でも一番大切なのが査読雑誌等で公表済み Peer-reviewed Journal Articlesの学術論文のリストでこれは他の心理学者からその分野で多かれ少なかれ認められていることを示します。他人を説得するのは大変ですが学者 を説得するのはもっと大変です。数年掛けて受理されることは多いです。雑誌(専門誌)の質を知るにはは論文をたくさん読むしかありません。)

 

付録:アカデミックポスト用語

アカポス(アカデミックポスト)主に日本の大学用です

大学の教授、助教授、講師、助手、研究所の研究員。
学術研究に携わって生計を立てる立場のこと。
限定的な意味でパーマネントな雇用形態の場合のみが含まれる場合と、
広い意味で任期付き助手や研究員を含む場合がある。

ポスドク(ポストドクター)

一般に博士課程を出た後に科研費などを支給されて大学で研究を続けているような人のこと。

(アメリカでは研究機関、病院、クリニックに臨床系博士終了後1−2年勤め、ライセンス

の試験を受ける準備中の人のことも指します)

オーバードクター

博士課程修了後、科研費申請するも却下され、
任期付き助手の公募も落ち、どこにも進出先が無くなり、
母校に安い在籍費だけ払って残っている人のこと。行き遅れ。
一般に博士課程進学者の対するオーバードクターの数が少ない研究室ほど良いとされる。

(アメリカではあまり聞いた事がないです、、、)

    ドナ=非常勤講師 童謡『ドナドナ』の仔牛からの連想。(大変そうですね、、、とし)

 

回答者の方お疲れ様です。(とし)

 

 

はじめから読むには---「その1」

 

 

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