カウンセラー ホームへ戻る

ロ ジャースのクライエント(来談者) 中心療法2

来談者中心療法のロジャースの著書 "On Becoming a Person" を紹介しています。前のページその1はこちらです

 1;どうしたら信用が置け頼りになる、または継続的(consistent)と思われる人間にな れるでしょうか-- 深い意味に於いてです。私は研究の成果と臨床経験により、さらに深くより良い回答を見つけました。信用されるのには、もちろん約束の時間を守ったりすること等表面的な条件も重要です が、たとえ表面的にはクライエントを受容していても実際に私が、クライエントに困惑していたりクライエントを受け入れていない場合は私という人間は二枚舌で信用の置けないも のであるとそのうちに思われてしまいます。

信用が置ける人間だと思われるのには四角四面に辻褄を合わせるのではなく、常に本当の自分である(I be dependably real)ことだと気づきました。

自己一致(コングルエント- congruent)という言葉でこの私の目標は表現されます。(訳 者注:ロジャースも自分では完全に自己一致しているとは思っていない。) どんな感情を経験しどんなや態度をもっていても、自己が一致している状 態の時はじぶんの感情や態度に気づいています。

このように本当に自己が一致している時私はまとまりのついた、または統合された人間であり、そして私はどんなに深いレベルで私であることが可能です。この時人は私のことを頼もしく思うと気づきました。


 2:これと密接に繋がっているのは、「私ははっきりと意思伝達が出来るくらいに十分に、自己表現できるだろうか」という疑問です。

(略)
自分の保身的態度は自分に何が起こっているのかに注意を払うことを妨げます。(略)人を助けるために関係を築こうとしている人は、透き通るくらいに誠実であることが実は安全であるという常識を学びます。


(略)
言い換えればもし私が自分自身と協力関係をむすぶことが出来れば、またもし私が自分自身の感情に敏感でありそれを受け入れることが出来れた場合、他人とも協力関係を結ぶことが出来る可能性は高まるということです。

 3:次の疑問は、私は人に対して良い感情--暖かさ、慈しみ、好意、興味、尊敬など--を持つことを自分自身に許可出来るだろうか、です。簡単ではあり ません。良い感情を持った場合その人がこちらを虜にしてしまう時があるからです。そしていろいろなことを要求してきたり裏切ったり裏切られたりします。そ れが怖いのです。ですから介入者は近すぎでもなければ遠すぎもしない適切な立ち位置を学びます。

       出典: Carl R. Rogers "On Becoming A Person" ISBN 0-395-08409-1 Chapter 3. p50-51.

    ほんの一ページ弱を抄訳してみました。さらに面白いことがこの後で述べられていますので。また訳しますね。

   



その1はこちらです
その3はこちらです


カウンセラーのたまごQ & A に戻る --> もう少しロジャース関係の文があります。
カウンセラーのたまごへ戻る